海外技術研修員ブログ

自己紹介

名前:龍田エベリン香織
出身:ブラジル国サンパウロ
誕生日:9月30日
日本の食べ物:鰤のお刺身
苦手な食べ物:チーズ
最近はまっているもの:ぐでたま
 
研修期間:平成29年7月10日~11月16日
 

天空の城・竹田城跡を見学して

2017-09-08
高い階段の理由は敵の侵入を困難に
算木積み
隙間トラップ

 8月の終わりごろに社内研修に参加することができました。数百年前の施工方法や工事現場はどのようなものだったのだろうかと考えてみました。機械や電気のない時代にはそれなりの工夫や方法で作り上げられたのだと思います。とても頑丈に作られて今でも残るような文化財は次世代に渡っても守られて欲しいと思います。

 

*兵庫県朝来市「天空の城・竹田城跡」*

 室町時代に築かれた竹田城は1600年あたりに廃城となり、見学できたのは残された土台の石垣でした。

 石垣を観察すると色々な仕組みや当時の状況も少し分かることができました。やはり戦に関わる理由が主でしょう。例えば、入口の階段は平等な造りではなく、踏面の幅がやや狭かったり広かったり、敵が駆け込むと上りにくく、つまづいてしまう。蹴上も高いところがあり、当時の日本人の平均身長が低かったのを使い、乗り越えが困難であったと聞きました。

 

 石の積み方は日本中多彩な種類や工夫が見られますが、竹田城では現地にあった岩を利用されていました。加工をせず、そのまま積上げるのを「野面(のづら)積み」と学びました。野面積みの一種といわれる「穴太(あのう)積み」も見られました。由来は「穴太衆」が作った構造だそうです。

 積み重ねられた石と石の間の隙間に敵軍が石垣をよじ登ろうとそこに手足を入れます。その隙間に小さな石が置かれ、固定されていないので握ったらポロっと落ちてしまう仕組みになっていました。その考え方にすごく感心しました。

 「算木(さんぎ)積み」も見られました。角の部分を石の長辺と短辺を交互に組み立てることによって、強度が増すと聞きました。


 廃城後長年たち、最近雲に囲まれた状態の写真が有名になり、観光客が増えたと聞きました。当初は観光客用の設備など整備されていなかったので、構造的にダメージが与えられたそうです。そのため、石垣が現在も残る穴太衆によって修理されたと聞きました。

 

     

 

こぼれ話 「作業服と作業」

2017-08-24
当社では社長から研修員までみんな同じ作業服を着用します。ヘルメットのカラーもみんな同じ白です。同じ服装はチームがひとつになるような感じがします。5年前に働いていたブラジルの施工企業では、リーダーたちは白いヘルメットにユニフォームは水色のワイシャツ、作業をする労働者たちは灰色のヘルメットにカーキの作業服、重機オペレーターは灰色のヘルメットと紺色の作業服を着ました。文化や歴史的に色々理由は延べられますけど、日本で拝見した統一感は何となく良い感じがすると思います。
 
ブラジルでは服装が違うように、社員が行う作業にもかなり違いが認知できます。例えば部長やエンジニアが自ら掃除やコンクリートの打ち込み、重機の操縦などをするのはあまりないです。そのような雑用や作業をするために雇われる労働者がいるからです。「肉体よりも頭を使う、それがリーダーの役目」というイメージが強く感じることができます。個人的にはリーダーは労働者たちの立場や作業をある程度分からなければ務まらないと思います。でもやはりこれも初期の奴隷制度や移民労働者に関連する問題だと思います。
 
研修を始めて以来、いくつかの作業を手伝わせてもらいました。いつも責任者やリーダーたちも一緒にその作業を行うので、初めは不思議に思いましたけれど、それは日本では当たり前であることが分かってきました。母国でもそのような考え方が普通になってほしいです。

8.7~11

2017-08-11

台風5号が北陸へ上陸したので、工事現場の台風対策として看板回収を手伝いました。

サンパウロでは台風や地震などほとんどないので、翌日注意報を見ながら一日中降った雨や傘をひっくり返された風は新たな経験でした。日本でも富山では台風の影響が少ないと聞きました。それでも全国でモニタリングしながら電車や道路の情報をリアルタイムで流すのはすごいと思いました。

 

 

     

工事現場の看板を一時回収

 

 

研修を始めてちょうど1ヶ月たち、その日の朝礼を担当しました。環境に少しずつなれて、会社の方たちともお話しすることが増えてきました。時が早く経つと感じます。

8.2~8.4

2017-08-11
面積測定の図面を作成

高岡市戸出の北陸農政局 庄川左岸農地防災事業所発注の水路整備工事の現場で、歩道の面積測定の作業を手伝いました。今回はコンクリートの舗装で、しかも図面に表す作業も手伝いました。前にも似たような作業をしましたが、今回使ったソフトウェアがとても使いやすかったのでスムーズに出来上がりました。

7.31~8.1

2017-08-11

協力会社の製材所で木造建築で使われる木材を見学させてもらいました。

 

        

        

カット前の木材

 

 

 

カットされた木材

 

次に、プレカット工場を見学させてもらいました。

木材はほとんどみんなCAMComputer Aided Manufacturing)式の機械で切られます。

 

 

木材カッティング

 

繊細な部分もコンピューターで定められ、正確な大きさや位置でカットされ、仕上がりがとてもきれいになります。

 

                    

 

カットが仕上がった後は、図面に合わせた位置が印刷されます。この情報を見ながら現場の大工さんたちは素早く木造を組み立てるのですね。

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