自己紹介
7.24~28
アスファルトコア抜き
南砺市菅沼で水道工事の現場を見学しました。もうすぐ終わりなので水道管を埋めた上の土砂の整形作業が行われていました。アスファルトの仮舗装された歩道の面積測定の手伝いや、アスファルトのコア抜きを見学しました。この作業はブラジルでも似たように行われます。
世界遺産である菅沼集落を見下ろしながら作業ができてとてもありがたいと思いました。休み時間には資料館で合掌造りについてのお話も聞きました。
重機がある現場ではなるべく近づかず、あまり足手まといにならないように気を付けました。
生コン工場 モニタリング
生コン工場 現場へ行く直前
生コンクリート工場を1日見学しました。
材料の混ぜ具合をモニターで観察できるのはすごく便利だと思いました。ブラジルでは材料は計量後、直接生コン車に入れられるので混ぜ具合は生コン車の中をのぞかないと分かりません。日本のこのような技術は使えないか考えてみます。
生コン工場 ミキサー車内にて
生コン工場 現場にて
生コンを運搬した現場を少し見学しに行きました。ミキサー車のドライバーキャビン内は広くてブラジルのとは比べ物にならないほどきれいでした。現場や社内で行われる試験は大体ブラジルの方式と似ています。
生コン工場 強度テスト
午後は強度試験の見学やコンクリートに関するJISのテキストを読んだりしました。知らなかった日本語の建設用語が山ほどありました。
7.18~21
砺波市中野で国土交通省発注の土木工事現場の作業(掃除など)を手伝いました。次の日には完成検査が行われたので雨で崩れかけた土砂の法面を直したり、石の間にはまった砂やほこりを掃いたり、暑い中みんなでチェックしながら現場をできるだけきれいにしました。お客様に見てもらって喜ばれたいという気持ちが大切だと分かりました。
7.10~14
ご挨拶
はじめまして。ブラジルの龍田エベリン香織(日系3世)です。
7月10日から11月まで海外技術研修員として安達建設株式会社でお世話になります。
実は私の亡き祖母は城端出身でありまして、ここで研修できることは何かの縁を感じます。きっと彼女も天国でうれしく見守っていると思います。
私は同じ制度で7年前に留学生として高岡市に1年間滞在したことがあります。富山大学の芸術文化学部建築科で聴講生として勉強しました。今回の研修でまた富山へ来られてとてもうれしく、ありがたく思っています。
ブラジルではサンパウロ大学工学部土木科で勉強しました。卒業後は主に土木・建築工事の現場管理や材料品質管理の仕事をしてきました。日本の建設企業はどのような働き方をするのか、それからどのような技術が使われているのかを経験し、ブラジルに戻ったら学んだことを普及したいと思っています。
このブログでは滞在中に見たこと、感じたことを少しずつお話ししたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。