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海外技術研修員ブログ

自己紹介

名前:龍田エベリン香織
出身:ブラジル国サンパウロ
誕生日:9月30日
日本の食べ物:鰤のお刺身
苦手な食べ物:チーズ
最近はまっているもの:ぐでたま
 
研修期間:平成29年7月10日~11月16日
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7.24~28

2017-07-31

 

 

 

 

 

  

アスファルトコア抜き

 

南砺市菅沼で水道工事の現場を見学しました。もうすぐ終わりなので水道管を埋めた上の土砂の整形作業が行われていました。アスファルトの仮舗装された歩道の面積測定の手伝いや、アスファルトのコア抜きを見学しました。この作業はブラジルでも似たように行われます。

世界遺産である菅沼集落を見下ろしながら作業ができてとてもありがたいと思いました。休み時間には資料館で合掌造りについてのお話も聞きました。

重機がある現場ではなるべく近づかず、あまり足手まといにならないように気を付けました。

 

 

        

生コン工場 モニタリング

 

        

生コン工場 現場へ行く直前

 

生コンクリート工場を1日見学しました。

材料の混ぜ具合をモニターで観察できるのはすごく便利だと思いました。ブラジルでは材料は計量後、直接生コン車に入れられるので混ぜ具合は生コン車の中をのぞかないと分かりません。日本のこのような技術は使えないか考えてみます。

 

 

 

生コン工場 ミキサー車内にて

 

        

生コン工場 現場にて

 

生コンを運搬した現場を少し見学しに行きました。ミキサー車のドライバーキャビン内は広くてブラジルのとは比べ物にならないほどきれいでした。現場や社内で行われる試験は大体ブラジルの方式と似ています。

 

 

        

生コン工場 強度テスト

 

午後は強度試験の見学やコンクリートに関するJISのテキストを読んだりしました。知らなかった日本語の建設用語が山ほどありました。

7.18~21

2017-07-31
砺波市の現場にて

砺波市中野で国土交通省発注の土木工事現場の作業(掃除など)を手伝いました。次の日には完成検査が行われたので雨で崩れかけた土砂の法面を直したり、石の間にはまった砂やほこりを掃いたり、暑い中みんなでチェックしながら現場をできるだけきれいにしました。お客様に見てもらって喜ばれたいという気持ちが大切だと分かりました。

7.10~14

2017-07-14
 
   
生コン工場にて
 
上平の生コン工場を見学しました。ブラジルでもコンクリートに関する仕事が多かったので、なじみがありました。日本のコンクリートに関する品質管理について、これから勉強したいと思いました。また、現在作業中の現場を見学しました。これから現場に出てたくさん経験を積みたいと思います。
 
   
善徳寺 唐破風と鉄骨の見学
 
南砺市指定文化財の「城端別院 善徳寺」でお手伝いしました。このような歴史的な建物はブラジルではあまりないので、少しでもこの経験がとても大切だと思いました。少し曲がった梁や唐破風などに見とれてしまいました。文化財を守るにはただ新しく作り直すのではなく、その建物の歴史に一番適した作業法と材料、技術が必要だと分かりました。古くてダメになった部分は新しく作り、できるだけオリジナルであることが望ましい。今は鉄骨で支えられているところも、時がたって木造に変えられるのを期待しています。
 
 
善徳寺 塗り壁の見学
 
「土壁」(つちかべ)を見せてもらいました。古くから伝わる技術で、竹やカヤを編み、それにワラが練りこまれた土(泥)を塗り押し込みます。反対側からも土を塗り、乾いたら中塗りの細かい土を塗ります。その後、漆喰が塗られます。また、大広間の床下空間は室内の気温が外より低くなり、食物保存庫にも使われていました。遠いブラジルでも昔同じように使われていた技術です。不思議な感じがしました。
 
     木造建築 建前の見学
 木造建築 建前の見学
 
南砺市内で木造建築の建前を見学しました。現場の方にブラジルではどのような住宅が作られるのか聞かれました。ブラジルは地震や台風などない国ですので、構造は鉄筋コンクリート、壁はコンクリートブロックやレンガが主です。
木造については大学で少し習いましたが、柱や梁が組み立てられるのを見るのは豊富な経験でした。各部品に図面に記されたように記号が印刷されていたので、大工さんたちはその記号を見るだけでその部品の位置を見極め、あっという間に1階が終わり、2階も速やかに組み立てられました。
 
    
バックホウの作業見学
 
 
 
 
 
 
 
コンクリート打ち作業の見学
 
バックホウの安全作業に関するビデオを見て、その作業が行われている現場へ見学しに行きました。高岡市内の現場では田んぼと川の間にコンクリートの歩道が作られていました。このようなコンクリート打ち込み作業はブラジルでもほぼ同じように行われます。
 

ご挨拶

2017-07-14

はじめまして。ブラジルの龍田エベリン香織(日系3世)です。

710日から11月まで海外技術研修員として安達建設株式会社でお世話になります。

 

実は私の亡き祖母は城端出身でありまして、ここで研修できることは何かの縁を感じます。きっと彼女も天国でうれしく見守っていると思います。

 

私は同じ制度で7年前に留学生として高岡市に1年間滞在したことがあります。富山大学の芸術文化学部建築科で聴講生として勉強しました。今回の研修でまた富山へ来られてとてもうれしく、ありがたく思っています。

 

ブラジルではサンパウロ大学工学部土木科で勉強しました。卒業後は主に土木・建築工事の現場管理や材料品質管理の仕事をしてきました。日本の建設企業はどのような働き方をするのか、それからどのような技術が使われているのかを経験し、ブラジルに戻ったら学んだことを普及したいと思っています。

 

このブログでは滞在中に見たこと、感じたことを少しずつお話ししたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。

 
安達建設株式会社
〒939-1842
富山県南砺市野田425番地の7
TEL.0763-62-0619
FAX.0763-62-3474
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