高校に進学し、土木専門の授業があり勉強しました。その中で測量機器を使った授業でレベルを使って高低差を測ったり、平板で平面を測り図面化するといった作業が楽しくて、このような仕事に就きたいと思いました。

学校の先生の薦めもあり土木の仕事に就くことを決め当社に就職しました。

また、職場体験をしてみて会社や現場の雰囲気が良かったのも決め手の一つとなりました。

これまでたくさんの現場に携わってきましたが、災害を受けた所を復旧する工事が印象に残っています。
平成20年に南砺市に大雨が降り災害が発生しました。河川が氾濫したり山が崩落したりと様々なところが被災しました。自分が担当した工事は山が崩落した現場を復旧し土石流を止める構造物を整備する工事でした。被災したところまでは工事用道路を整備し工事を進めていきましたが、自然災害がここまで凄いとは思っていませんでした。施工時にも大雨が降り土石流が発生し工事中止になったり、工事用道路が被災しもう一度作り直しとなかなか工事が進みませんでした。何回も被災しましたし、工事用道路復旧に1か月以上かかりましたが、工事関係者みんなが協力して工事を完成させれた時の達成感は今でも忘れません。
工事で苦労した分、地域や人の為に仕事ができたことがうれしかったです。

現場経験です。
いろんな現場を経験した事によって、同じような工種があれば、前回はこのように施工したとかわかるようになり、何か問題が発生しても柔軟に対応できるからです。
また、協力してもらった下請け業者との繋がりも大切です。
一緒に仕事をした下請け業者は、仲良くなってまた声をかけて仕事をお願いする事が多いです。人脈は広い方がいいですから。

勉強はもちろん必要ですが、経験を積んで一人前になるためには、人との繋がりを大切にしなければなりません。やはりコミュニケーション能力は欠かせないと思います。明るく元気で、活発にコミュニケーションをとることができる方が良いですね。

テレビを見たりゲームをしたりと、休日は家で過ごすことが多いです。